なでしこジャパンアジア最終予選を無料で観戦させてもらいました

私事

まさかこんな結果になるとは思わず……気軽に応募した無料観戦チケットにめでたく当選し、女子サッカー アジア最終予選を大阪・長居のキンチョースタジアムまで観に行きましたよ。

事の起こりは地元・大阪市が無料観戦チケットを抽選で配ってるという話を聞いたこと。

なんで大阪市が?地元開催だから?と不思議に思ったのですが、どうやら今回なでしこジャパンがブラジル・リオのオリンピック出場を目指し戦うキンチョースタジアムは、大阪市の持ち物らしく。

さすがは地域密着をかかげるサッカーだからなのか、最近はサッカースタジアムを作った後は地元自治体に寄贈するそうな。施設の管理を自治体から請け負うという形で固定資産税を無くし、身軽な経営を目指している、という理屈。

そうしてセレッソ大阪のクラブ側が建設し大阪市に寄贈したスタジアムなんだそうで。

 

さて、そうして初戦の月曜と、花の金曜の2試合に「どちらか当たればいいなあ」と申し込んでみたところ何と両方で当選。喜び勇んで観に行きましたよ!!

・・・・・・。

あっれー。

いきなり初戦で負けちゃったけどコレやばくない?まあ次勝てば良いか……。

・・・・・・。

あっれー。

前回引き分けだったから今回は勝たないといけない試合だったよね!引き分けどころか負けてるじゃん……。

試合終了後、スタンドの観客に向けてお辞儀をしてくるのがなでしこジャパンの恒例。だけど金曜のお辞儀は深かった……。ずっと頭を下げたまま、顔を上げられない選手も……。

こっちも、ちょっとウルっと来ちゃう。年取るとああいう姿には弱くなるんすよねーほんと。

ちなみに、そのあと中国の選手たちもわざわざ日本サポーターの前まで来てお辞儀をしてました。これすごく立派。勝負事とは言え、どうみても悪役になっちゃった試合なのにね。
でもその心意気に打たれてか、スタンドからは恨み言は出ませんでしたよ。

代わりに、君たちは強かったよ、という声と暖かい拍手のお返しでした……これはサポーターも立派。

ともあれ、世代交代を狙ったはずの結果は、なでしこたちの未来に暗い影を落としてしまいました。

ただ実際に見てきた人間だから言うのだけれど、その原因はなでしこの選手たちの実力不足や気合い不足だというのは違うと思うんです。

もちろん連携不足であったところは大きいけれど、それはつまり実戦不足であるからで、なにより、ぶっつけ本番で挑ませたサッカー協会側の考えの甘さにつきるでしょう。

ホントかどうか知らないけれど、中国戦は相手の資料すらまともに揃えてなかったって話らしいですよ、それは協会の人も油断しすぎでしょ。

しばらく、なでしこジャパンは苦しい時が続きそうだけれど……諦めてはいけない!!
もうちょっとしたら、猶本を筆頭とする次の黄金世代がやってくるのも間違いないからね。

それまでの時間を如何に短くするか、それは彼女たちの努力というより、彼女たちを支える側の努力次第です!間違いない!

みんなでなでしこジャパンを支えていきましょう!!

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