とりあえず幾つかカスタマイズしたりしてWP on Heroku を遊んでみた感想。
……これガチでアリじゃね?
もちろん、Herokuというサービスを選択する以上、git あるいはコマンドライン(CUI)への習熟が求められるのは致し方なし。
それゆえ一般人には到底おすすめできるものではないが、ことIT業界におけるデベロッパーとしては、今どきgitなんて必須技能なわけで。
herokuのコマンドラインツールも素直な作りだし、どっかの参考サイトからコマンドをコピペしてEnterキーをダダンと叩いてりゃ十分。
ということで現時点で思いつくメリット・デメリットを。
Pros.
* (PostgreSqlベースなら) 1万行まで無料 => 毎日投稿しても27年分!
* サイトのカスタマイズは Git にて簡単にできる! アップロードも、あるいはローカルでの動作確認も。
* DBバックアップもWebから簡単。もちろんローカルにも落とせる
Cons.
* 追加したファイルはHerokuが1日でリセットするのでカスタマイズは全て、ZIP落としてのローカル作業から。
まず無料範囲について。
2015年6月8日現在、DB1万行、PGバックアップ2個(※)、が無料。
(※バックアップを作るだけなら実は何個でも作れる。ただし適当なタイミングでheroku側が古い方から削除していき、最新2つのみが残るという感じぽい)
個人サイトであれば容量的には全く問題ないのだが、問題は速度。
無料プランだとちょっと重たさを感じるが、まあ許容範囲か。
デメリットとしては、やはりWPの豊富な管理メニューからの更新あれこれが使えないところ。
テーマとか、プラグインのアップデートとか、通知が来てもそのままポチッと更新、とは行かない所に引っ掛かりを覚える。
でも待って。
本来なら、サイトのテーマ更新とかって、そんな気軽にしちゃだめだ。
何かあったときリストアできる環境じゃないと不安になるのが、良いデベロッパーだよね。
そういう意味では最初の一つはデメリットじゃないのかもしれない。
むしろ偉大なるポジティブ・シンカー松岡修造氏ならこう言うだろう。
「テーマとかあれこれいじっても1日経てば戻るなんて、何でも試し放題じゃん!」と。
そうだ。修造氏の言うとおりだ。(言ってない)
考え方を変えればデメリットはメリットに変わる。
環境破壊を気にせず好きにいじれるというのは、ある意味個人向けとしては最強のメリットかもしれない。
というわけで、もう少し大胆にいじってみることにする。