あまねしく

砂海のブログ

2018年~2019年におけるエンジニアの相場

time 2018/10/06

2018年~2019年におけるエンジニアの相場

単価上昇中です!
そう。技術者の人月単価が1年前より着実に上昇してきています!!

昨年から単価上昇の「きざし」はあったのですが、2018年に入ってからは、いよいよ加速してきたようです。
IT業界のなかの人である管理人が、誰も書かない、営業の現場で交渉される具体的な「数字」を暴露しますよ!!
業界関係者も、IT業界に興味ある方も必見です。

当ブログ管理人はIT業界のなかの人間なのですが、人手不足には常日頃から悩んでおります。
よい人材はいつでもウェルカムということで募集していますし、逆に、自ら営業として開発のお見積りをクライアントへ提供することもあります。

ですのでお仕事の都合上、日々、技術者の1ヶ月あたりの単価の相場を追っかけているのですね。
そんな管理人なんですが、2018年に入ってからの「業界の悲鳴」には本当に驚かされています。

え、あのケチで有名だった某社がこんな高い単価で募集するの?

え、この小さな開発会社が、こんな高い単価で仕事もらえてるの?

え、ごく平均的なフリーランス技術者だった彼が、年収こんなに稼いでいるの!?

もともと昨年(2017年)あたりから、少しずつ単価は上昇してきていました。
そのあたりの事情は以下の記事にありますので興味ある方はぜひご覧ください。

1年前の単価

上記の記事でも2018年はさらなる単価上昇を予言していましたが、その上昇幅はちょっと予想外でした・・・

その驚きの単価を具体的な数字でリストアップしてきますね。

sponsored link

これがギョウカイ最前線の単価のナマの数字です

予めお伝えしておきますが、以下の数字はある程度の実力をともなう技術者に対する単価です。
経験が乏しい新人エンジニアは対象に含まれません。

また単価は東京(関東)が最も高く、それ以外の地方では若干落ちます。
さらに案件の内容(常駐有無)などによっても上下しますので、これら数字は目安と考えてください。

弊社が取引先とお話する直近の単価は、こんな感じでした。
 

ソフトウェア開発エンジニア

  • 一般エンジニア:時給6000円~。(人月単価90万円~)
  • スマホアプリ開発エンジニア:時給6000円~。(人月単価100万円~)
  • 機械学習・ブロックチェーン開発エンジニア:時給6000円~。(人月単価100万円~)
  • プロジェクトマネージャ:時給8500円~。(人月単価140万円~)

ウェブ系

  • ウェブデザイナー(HTML/JSコーディング可の人):時給4000円~。(人月単価65万円~)
  • PHP系/サーバ開発エンジニア:時給5000円~。(人月単価80万円~)

いよいよ単価100万超えが当たり前になってきました!
つい3~4年前までは、関西で単価80万とかは平均的な数字でした。
それでいくらでも募集が来たのですが、いまや80万程度では全く人が集まらなくなってしまいました。
なぜこんなことに・・・?

上記の数字を見て、たぶんIT技術者自身の皆さんにも驚かれる人が多いと思います。
それだけここ最近の上昇率が半端ないんです。

その理由について管理人なりに分析してみたので、上記の数字をもうちょっと詳しくみていきましょう。

もはや単価100万以下は有り得なくなってきた

現在のような上昇期に何が起こっているか。
みんなが一斉に単価を値上げしたわけではありません。

80万で受けてくれる人が、いなくなったわけではないのです。
そういう人は真っ先に誰かが抑えて、市場に出てこなくなったんですね。
今まではプロジェクトの終わるタイミングとかで、弊社のような小さいところでも契約できたんですが・・・もう90は提示しないと誰も興味を示してくれないどころか、話すら聞いてくれません。

興味深いのは、アプリ開発エンジニアが100万超えしたことですね。
10年ぐらい前のアプリ開発バブルがあったころ、当時ほんとうに希少だったアプリ開発エンジニアの奪い合いが起こって単価100万の募集がポンポンと出ていました。
その後バブルが落ち着いて、アプリ開発者も増えて、単価は下がっていたのですが・・・

今度は開発者全体の底上げによる単価上昇ですので、再びリーマンショックみたいな事態でも怒らない限りもう単価が下がることはなさそうです。

もう一つ、2018年の傾向として面白いのが「機械学習」や「ブロックチェーン」の専門知識系の技術者の募集がちらほら出てきている点ですね。

もちろん2017年以前も募集はあったのですが、募集の絶対数が少なすぎて、うちのような弱小会社にまで話が降りてくることは稀でした。
それが2018年になって、定期的に募集が入ってくるようになったのは、それだけ技術の裾野が広がってきたということでしょう。

ウェブ系も意外というと失礼ですが、順調に単価が上がってきています。

ウェブ系は以前は仕事の奪い合いでなかなか単価が上がらなかったのですが、いよいよどの会社も安定して案件を受けるようになり、技術者確保のために単価を上げて募集するところが増えてきたようです。

ウェブ系の人は今が転職や独立のチャンスかもしれませんよ。

日本全体の人件費上昇

さて、これら技術者の単価上昇は一時的なものでしょうか。さらに上昇するのか。それとも高止まりして安定するのでしょうか。

2018現在は主に大企業が中心ですが、どうやら中規模の会社でも徐々に給与アップしてきている模様。ようやく日本全体の賃金上昇サイクルへと入ってきたようです。

ですので管理人は、技術者の単価上昇はもうちょっとだけ伸びて、そこで高止まりすると予想しています。

IT業界の単価の実態については、また1年後ぐらいに当ブログでご報告しますのでそこで予想の答え合わせと致しましょう(笑)

sponsored link

down

コメントする