「Easy DragToGo」は、私が手放せないFirefoxアドオンの一つだ。
「選択した単語をマウスでドラッグ」というワンアクションで、その単語をお好きな検索エンジンで検索できる。
ただしForefoxアドオンの常として、FFの仕様変更もろもろの影響を受け過去何度となく突然に使用できなくなることがあった。
名前を変えて様々なアドオン作者に引き継がれてきた経緯は以前記事にまとめたのでそちらを参照されたし。
当記事では「署名つき」になり最新Firefoxでも使用できるようになった「Easy DragToGo++」について紹介させていただく。
さて2017年2月24日現在、Firefox本体仕様の変更により、アドオン界は2つの荒波を受けている。
- 1つはプラグインに「署名」が必須になったこと。
- もう1つは「WebExtension」という新しい仕様へ2017年末に丸っと置き換わること。
(※2017年11月28日リリース予定の「Firefox 57」で旧仕様のアドオンがサポートされなくなる)
Easy DragToGo+ も未署名のプラグインだったので一時期使えなくなっていた。
このため以前の記事では代替として「Drag & DropZones」をお勧めしていたが・・・いつの間にか、ドラッグ&ドロップ先の設定が初期設定から変更できなくなってしまっていた。
自分好みの検索エンジンを追加はできるが、使わない検索エンジンを削除できなくなったのだ。任意の場所へドロップして使えないというのは相当痛い。アドオンの使い勝手としてはかなり落ちた感がある。
そうこうしているうち、現在は「Easy DragToGo++」が署名つきで配布されるようになった。
今のところ、この Easy DragToGo++ が唯一、この手のツールの中でまともに動くようだ。他のツールが動かない場合は乗りかえをお勧めする。
ただし、この Easy DragToGo++ は何故かFirefoxの公式アドオンサイトからはウィンドウズでしかインストールできないようだ。
ついでに中華サイトによる改造版なので少々リスクがある点も注記しておこう。
でも大丈夫!
仮に、もしあなたが macOS ユーザーであっても悲しむ必要はない。
中華サイトが怖いという人や、macの人、英語が苦手という人には、日本人作者による 日本語署名版もあるので、そちらをどうぞ。
こちらは個人ブログによる配布なので非公式アドオンということになるが、こちらのバージョンであれば macOS でもインストールできるし、私の環境では Sierra で問題なく動作した。
ということで私は “Drag & DropZones” に感謝しつつ退陣していただいて、再び元の鞘に戻ることができた。やれやれである。
とは言うものの、この状況も恐らくまた2017年末前後で変わるはずだ。
また何か動きがあれば当ブログで紹介したいと思う。
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